かわいそうなPele

強力な毒攻撃を持ち、cle不在の場合は接近戦は避けたいPeleことPoison Elemental。018からは呪い攻撃まで加わりました。強敵ゆえにdruidのテイムにより心強い仲間にもなりますが、おそらく最も嫌われている部類のモンスターであることに間違いないでしょう。

5/17の午後。我々はMarariにいました。町の入口近くで、木を切ったり、話をしたりでのんびりとした雰囲気。今回のバージョンからoberinを始めた、いわば新人さんのdruid、タクちゃんはtameに夢中の様子です。そしてタクちゃんがtameに成功したPeleが、突然喋り始めました。

(Poison Elemental): ><
(Poison Elemental): You guard!
(Poison Elemental): Yuck!
(Poison Elemental): You move!!

「守ってやる!」というような事を喋り、頼もしくかわいらしいPele。しかし、その様子が変わってきます。



(Poison Elemental): I hate this job.
(Poison Elemental): ><

(Poison Elemental): Killing humans!
(Poison Elemental): Killing humans is easier.
(Poison Elemental): I want to be free.
(Taku): no!!



(Poison Elemental): Then I kill you!
(Taku): TT



なんと突然野生に戻り、タクちゃんを襲い始めるPele...。
このすぐ後、Peleは退治され、この世からいなくなりました。

さて、これはGMの思いつきで出来たストーリーなのかもしれませんが、私はなんというか、悲しいというか、何ともいえない気持ちになりました。人間に手なづけられて、一度は人間を「守ってやる」と忠誠を誓ったPeleが、徐々に「人間を殺したい」という本性を現していく...。そして主人を裏切って襲いかかるも、思いを遂げることも出来ずに、結局は人間の手で倒されるという。なんか、すごく悲しいです。普段は鳴き声もなく言葉も喋らないPeleが、心に秘めた悲痛な叫びとでもいうのでしょうか...。

ところで、この話には続きがあります。
PeleによってBabらされてしまったタクちゃん。しかしその時の人員では呪い解除が不可能でした。途方に暮れる我々...。すると地面に、謎の矢印が出現!　矢印の先には宝箱があり、その中には...。



おおお。装備するとRemove Curseが唱えられるというレアなブツのようです。このリングによって、タクちゃんの呪いは無事解除されたのでありました。

　←1回唱えると、(+9)に。

このリングは、ご主人様を裏切ったPeleからの謝罪のアイテムだったのかも...。