4/26、午前1:00を回った頃...。
私は相変わらずMaraliでBS中でした。そこに突然のAlertが。
Cecil is in need of brave adventurers.ん? Cecilって誰? 続いて全世界に響き渡るCecilの叫び声が(ちなみに、あとで判明しましたがCecilはBrigobaenのhumanの名前でした)。
(Cecil): Come, brave warriors, come to Brigobaen!むむ。IRCで連絡を取ると、メンバーは皆参加するとの事。私は少しの躊躇の末(笑)、Maraliのportalからorange cryを使用し現場の大神殿へと駆けつけました。
んー着いたはいいが、まだ何も始まっていない様子。外国人サンがかなりの長文をまくしたてています。平日の遅い時間ということで、日本人プレイヤーはいつもよりは少なめです。
しばらくすると、Brigobaenにいるhuman=Cecilが喋り始めました。
(Human): Greetings, my childs.
(Human): As you may already know, our Library contains two Tomes about Black Magic..
(Human): The Seoncd Tome's last few pages were alas ripped off.
(Human): But I think I found were those pages lie!
(Human): I have decyphered an old poem.
(Human): It is too long for me to tell , however...
(Human): The first is that those pages contain a knowledge that could kill Humanity...
(Human): The second is that only a skilled Ranger could find them.
(Human): "For xxx thousand and xxx hundred and sixty four coming from the North..."
(Human): "xxx hundred and twenty seven coming from the East already tried..."
(Human): "And they all failed."
(Human): That must be where the pages are!
(Human): Those two numbers have to be coordinates!
(Human): Are you ready to go and retrieve those pages, warriors?
(Human): I will be waiting for you all here.
(Human): Do you best, brave warriors!
(Human): Farewell, childs.
(一部伏せ字にしました)
実は私はhumanが喋っているという事もこの時はよくわかっておらず、ましてやその意味などはサッパリわからなかったんですけど、我々のメンバーの中では英語ができる部類のK氏は理解したようです。走り出しています。
どうやらある座標に行くらしいのですが、こちらとしては訳もわからずK氏についていくばかり。彼はRangerなので当然Sextantは所持しており、座標の確認は容易です。こっちもK氏をorbしながら追いかけますが、速い速い、とても追いつけません。海なども突っ切って現場まで猛ダッシュしているようです。つーかパーティプレイもクソもありません。いつしかメンバー4人はバラバラにはぐれて、個別に現地に向かってます...(笑)。おいおいどうしてこうなるんだ(笑)。
そのうち、メンバーの1人である某女医からIRCで死亡の連絡が。そりゃcleの1人歩きはキツいでしょう。「戻る?」「どうしよう」などというIRCでの相談が続きますが、そんな某女医の叫びにもK氏は全く応答もありません。いったいこいつはどうしちゃったんだろうと半ば当惑気味のこちらに、彼の新たなIRCでの発言が届きました。それは「現場に一番乗りした!」との喜びの報告でありました。
どうやら誰よりも早く到着したようです。このとき、私は思い出したのです。何故、彼が仲間を見捨ててまで走り続けるのかを。そうです、彼は旧オベのScampギルドホールを、マラソン競争を勝ち抜いて獲得した
炎のランナーだったのです!!
私はすっかり忘れていました。彼が走り出したら止まらないということを...。
ともかく、一番乗りのK氏に追いつき、ダンジョンの中の様子を見てみますが、かなりの敵の量で所詮我々3人がいくら早く着いても、他の方々と一緒でなければ中に入れないのだから意味がありません(笑)。救出はRTQ終了後で良いという死亡した女医の寛大なお言葉もあり、他の皆さんが来るのを岩掘りなどをして待ちます。Brigobaenで見かけたプレイヤーさんなどをorbしてみますが、どうやら岩山の反対側に行ってしまっている様子。20分ほど経過して、我々以外の皆さんも現場に到着しました。
ダンジョンの中に入り、hill giant、frost giantなどと戦いながら(死んだりしながら)奥に進むと、捕われのLizがいました。
(Lizard Man): Sssssssssssss
(Lizard Man): Humansssss come for the pagessssssss
(Lizard Man): Ssssssssssssslow ssssssilly humansssssssss
(Lizard Man): The pagessssss are already ssssafe in our fort.
(Lizard Man): You will die if you try to sssssteal from usssssss
うーん、どうやらLiz砦に行かねばならないようです。時間はすでに3時を過ぎています。女医の救出もあるし、我々はLiz砦は断念して女医の元へ向かうことにしました。
この直後、更にサプライズが。なんと死亡していた女医から「自動で生き返った」との連絡が! そんなことをできるのはGMしかいないとは思いますが、GMが蘇生をしてくれるなんてことあるんですね...。何はともあれ、メンバー全員が無事に出会い、町へと帰還したのでした。
今回はRTQの内容云々というよりも、同期でもあるK氏の炎のランナーぶりに度肝を抜かれたのが正直なところではあります(笑)。そんな彼は、普段は死んだ仲間を置いていくようなことは決してない、とても優しくていい男です(フォロー?)。
(ちなみに、炎のランナーについては
こちら(←まだこのページあったのね(笑))に詳細あり)